犬稗(読み)イヌビエ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「犬稗」の意味・読み・例文・類語

いぬ‐びえ【犬稗】

  1. 〘 名詞 〙 イネ科の一年草。各地山野路傍に普通に生える。高さ六〇~一〇〇センチメートル。茎は束生し、基部でしか分枝しない。葉は長さ約二五センチメートルほどの剣形で、縁には細かい鋸歯(きょし)があり、先はしだいに細くとがる。夏、茎の頂に円錐花穂を出し、緑色の小花を密に付ける。さるびえ。のびえ。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「犬稗」の解説

犬稗 (イヌビエ)

学名Echinochloa crus‐galli var.crus‐galli
植物。イネ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android