狐瓜木神社
くるめぎじんじや
[現在地名]東区戸坂くるめ木一丁目
古代山陽道が太田川を渡る千足のすぐ南の地にある標高二〇メートルほどの独立丘上に鎮座。祭神は仲哀天皇・神功皇后・応神天皇。相殿に風伯神・言代主神を祀る。旧村社。もと「狐爪木神社」と書いた。祭神の一つ風伯神は、「三代実録」元慶七年(八八三)一二月二八日条に「安芸国正六位上風伯神」が従五位下を授けられたことがみえ、「安芸国神名帳」にも、安南郡に「風伯明神」があげられている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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