デジタル大辞泉 「狗賓」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐ひん【×狗賓】 1 天狗てんぐのこと。「その身は―に五体を裂かれ」〈浄・万年草〉2 うぬぼれの強いこと。また、そういう人。「人もなげなる振る舞ひ、いやもうきつい―達で」〈洒・神代椙𥄢論〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「狗賓」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐ひん【狗賓・狗品・倶品】 〘 名詞 〙① 「てんぐ(天狗)」の異称。[初出の実例]「是はぐひんのわざじゃほどに、いのりてのけうといひて」(出典:虎明本狂言・茸(室町末‐近世初))② うぬぼれること。また、その人。[初出の実例]「おれが枯たらこまろふなどと人もなげなるふるまいイヤもふきつい鼻高(グヒン)達で」(出典:洒落本・神代椙𥄢論(1780)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「狗賓」の解説 狗賓(ぐひん) 日本の妖怪。天狗の異名。また、犬の口を持ち狼に似た、位の低い天狗をさすこともある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by