狩谷野目村(読み)かりやのめむら

日本歴史地名大系 「狩谷野目村」の解説

狩谷野目村
かりやのめむら

[現在地名]羽黒町狩谷野目

昼田ひるだ村の西、黒瀬くろせ川の左岸に位置し、西は荒俣あらまた(現藤島町)東西羽黒街道が走り、同街道沿いに集落が発達。刈矢目(元和八年酒井氏知行目録)・刈屋目(正保郷帳)とも記し、享和三年(一八〇三)の仮名付帳(酒井家文書)には狩矢野目とあり、「但狩谷野目村共両様ニ書来」と記される。元和八年(一六二二)庄内藩領となり、同年の酒井氏知行目録では高二〇六石余。寛永元年庄内高辻帳は高七二三石余、正保郷帳では田高五〇二石余・畑高二二三石余、新田少有との注記がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android