「独島3原則」(読み)とくとさんげんそく

知恵蔵 「「独島3原則」」の解説

「独島3原則」

盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領与党・開かれたウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長(党首・当時)が2006年5月1日、日韓間で係争中の竹島(韓国名・独島)に上陸、警備態勢などを視察したことに合わせて発表された、3点にわたる対日強硬姿勢。まず「独島問題は歴史問題である」とし、領土問題としては既に決着ずみという姿勢を示したこと、第2に「国際紛争化を狙う日本の意図を排撃する」として、日本による国際世論への働きかけをけん制するとともに、日本が主張する国際司法裁判所による判断を今後も避けること、第3に「犠牲を払っても独島を守る」としている。

(2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む