チョン・ドンヨン(読み)鄭 東泳(その他表記)Chung Dong-young

現代外国人名録2016 「チョン・ドンヨン」の解説

チョン・ドンヨン
鄭 東泳
Chung Dong-young

職業・肩書
政治家 元韓国統一相,元ウリ党議長

国籍
韓国

生年月日
1953年6月17日

出生地
全羅北道淳昌郡

学歴
ソウル大学卒,ウェールズ大学卒

経歴
1978年韓国文化放送(MBC)に入社。政治部記者、ロサンゼルス特派員などを経て、ニュース番組アンカーマン。’96年金大中率いる新政治国民会議に入党し、韓国国会議員に当選。2000年総選挙再選演説定評があり、1996年、2000年選挙での得票数は全国最多を記録する。2000年与党・新千年民主党最高委員に就任。2001年同党常任顧問。2002年の大統領選では、同党公認選で盧武鉉候補と最後まで争った。2003年開かれたウリ党(ウリ党)の結成に参加、2004年1月議長(党首)に就任。4月の総選挙で第1党に躍進し、7月統一相に就任。2005年12月辞任。同年6月平壌を訪問、金正日総書記と会談。2006年6月統一地方選惨敗の責任を取り、ウリ党議長を辞任。2007年8月ウリ党大多数議員と民主党の一部が合流して大統合民主新党を結成。12月大統領選に同党公認候補として出馬するが、ハンナラ党候補の李明博元ソウル市長に敗れる。2008年4月統合民主党(民主党)から総選挙に出馬し落選。2009年4月の国会議員補選では無所属で出馬し、返り咲き。2010年2月民主党に復党。民主党と市民統合党が統合して2011年12月に発足した民主統合党では常任顧問に就任。2012年4月の総選挙で落選。2015年1月民主統合党を離党して在野市民社会が主導する新党“国民の会”に合流。同年4月の国会議員補選で落選。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android