独往(読み)ドクオウ

デジタル大辞泉 「独往」の意味・読み・例文・類語

どく‐おう〔‐ワウ〕【独往】

自分の信じる道をひとすじに進むこと。「自主独往

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「独往」の意味・読み・例文・類語

どく‐おう‥ワウ【独往】

  1. 〘 名詞 〙 ひとりでゆくこと。他に頼らないで自主的に進むこと。また、まわりにとらわれることなく自在にゆくこと。
    1. [初出の実例]「韓康(かんかう)独往の栖 華薬旧きがごとし〈大江澄明〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔荘子‐在宥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「独往」の読み・字形・画数・意味

【独往】どくおう(わう)

独り。自由に遊行する。〔荘子、在宥〕六合(りくがふ)に出入し、九州び、獨獨來する、是れを獨宥(どくいう)と謂ふ。

字通「独」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android