狭みす(読み)さみす

精選版 日本国語大辞典 「狭みす」の意味・読み・例文・類語

さみ‐・す【狭・褊】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
  2. ( 形容詞「さし(狭)」の語幹接尾語「み」が付き、さらに動詞「す」が付いてできた語 ) 狭いと思う。狭いとする。
    1. [初出の実例]「三王の(あいへき)(サミシ)、嶠として高く挙りて大に興る」(出典:漢書楊雄伝天暦二年点(948))
  3. あなどる。軽んずる。さげすむ。卑しめる。みくだす。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「深き思慮ある和殿を狭(サミ)して、今までわろくいひつる也」(出典:読本南総里見八犬伝(1814‐42)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む