猪苗代兼寿(読み)いなわしろ けんじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「猪苗代兼寿」の解説

猪苗代兼寿 いなわしろ-けんじゅ

1629-1694 江戸時代前期の連歌師
寛永6年生まれ。猪苗代兼説の子。仙台藩主伊達氏につかえ,京都にすんだ。延宝7年法橋(ほっきょう)から法眼(ほうげん)の位にすすむ。近衛基煕(このえ-もとひろ)から古今(こきん)伝授をうけた。元禄(げんろく)7年5月18日死去。66歳。別号に隣松軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android