猫口村(読み)ねこぐちむら

日本歴史地名大系 「猫口村」の解説

猫口村
ねこぐちむら

[現在地名]湖北町猫口・さわ

いま村の北に位置。枝村は猫沢村(沢村とも)。天正一九年(一五九一)四月二五日の今村内猫口村検地帳(猫口共有文書)によれば田畠一三町五反余、分米二三七石余。名請人数は四八で、うち三反以下が四〇、屋敷は一三筆。同年三月二五日の今村内猫村検地帳(同文書)は猫沢村のものと考えられ、田畠一一町三反余、分米一九八石余で、名請人数は四八。なお両検地帳ともに奥書に家付の記載がある。寛永石高帳では猫口村一村で高付されており、高四一六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む