デジタル大辞泉 「猫橋」の意味・読み・例文・類語 ねこばし【猫橋】 《原題、〈ドイツ〉Der Katzensteg》ズーダーマンの長編小説。1889年刊。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「猫橋」の解説 猫橋ねこばし 大分県:宇佐市旧宇佐町地区岩崎村猫橋[現在地名]宇佐市岩崎 猫橋国道一〇号は岩崎(いわさき)と和気(わき)の境界で寄藻(よりも)川を渡る。現在、この橋を橋津(はしづ)橋とよぶが、同路線が改修されて国道となる以前、寄藻川に架かっていたのは低いめがね橋で、岩崎側では猫橋、和気側では猫間(ねこま)橋とよび、一帯は猫田(ねこだ)とも通称された。また猫橋の付近は明治までは寄藻川の河岸として機能し、橋付近の同川は猫橋川ともよばれていた。「執睨録」の文政七年(一八二四)の条には「猫橋川船出入荷物積之儀、細流ニ而道筋遠く暫時之満汐を相考、速ニ出入不仕候而は汐干落、滞船仕候様ニ相成申候」とあり、寄藻川は決っして舟運に適した川とはいえなかった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報