猿島茶(読み)さしまちゃ

飲み物がわかる辞典 「猿島茶」の解説

さしまちゃ【猿島茶】


茨城県猿島地方(古河市境町・坂東市・八千代町・常総市)に産する緑茶。深蒸し煎茶主流葉肉が厚く、深みのある味わいが特徴栽培は江戸時代初期にはじまったとされ、当初は畑の防風垣として植えられたという。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の猿島茶の言及

【岩井[市]】より

…1958年利根川に芽吹(めぶき)大橋が完成し野田市を介して東京方面への経路が開けて地域経済は急速に進展した。台地での猿島(さしま)茶,野菜を主とする近郊農業の展開にとどまらず,紙器,食料,電気機械などを含む工業団地が誘致される一方,通勤圏の拡大による雇用の促進,都市化が著しい。関東鉄道常総線水海道(みつかいどう)駅からバスが通じる。…

※「猿島茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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