玄様(読み)ゲンサマ

大辞林 第三版の解説

げんさま【玄様】

〔医者に変装し、医者風に「玄」のつく名に変えて遊郭に通ったことから〕
江戸時代、吉原で僧侶の客をいう。玄。

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精選版 日本国語大辞典の解説

げん‐さま【玄様】

〘名〙 (「さま」は接尾語) 江戸吉原で、坊主の客をいう。医者に「玄」のつく名が多く、遊郭への出入りを禁じられていた僧侶は医者に変装して行ったところからいう。玄。
※俳諧・桃青門弟独吟廿歌仙(1680)北鯤独吟「花にいざ貴妃のお敵の玄さまと 羅綾の霞蜀紅の氈(かも)

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