羅綾(読み)ラリョウ

デジタル大辞泉 「羅綾」の意味・読み・例文・類語

ら‐りょう【羅×綾】

うすぎぬとあやおり。また、高級な美しい衣服。綾羅

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精選版 日本国語大辞典 「羅綾」の意味・読み・例文・類語

ら‐りょう【羅綾】

  1. 〘 名詞 〙 うすぎぬとあやおり。また、上等の美しい衣服。
    1. [初出の実例]「錦繍之服数満蘭閨之裏。羅綾之衣多余桂殿之間」(出典:玉造小町子壮衰書(10C後))
    2. 「神楽の鼓、声澄みて、羅綾の袂を飜し飜す」(出典:謡曲・嵐山(1520頃))
    3. [その他の文献]〔劉峻‐登郁洲山望海詩〕

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普及版 字通 「羅綾」の読み・字形・画数・意味

【羅綾】らりよう

うすものと、あや。〔宋史、食貨志上三〕兩浙京東、淮南、江の東西梓州路に令して、羅綾紗を市(う)らしむ。一千より三疋に至るまで、各り。

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