玄玄(読み)げんげん

精選版 日本国語大辞典 「玄玄」の意味・読み・例文・類語

げん‐げん【玄玄】

〘名〙 (形動タリ) (多く、「老子一章」にみえる「玄之又玄。衆妙之門」を踏まえていう) 非常に奥深いこと。測り知れないほどに深遠なさま。
随筆配所残筆(1675)「中頃老子荘子を好み、玄玄虚無之沙汰を本と存じ候」 〔蔡邕‐翟先生碑〕

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デジタル大辞泉 「玄玄」の意味・読み・例文・類語

げん‐げん【玄玄】

[名・形動タリ]奥深いこと。はなはだ深遠なこと。また、そのさま。
「妙の一字は不可得不可思儀の間に出でて、―のうちにあるなり」〈ひとりね・上〉

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普及版 字通 「玄玄」の読み・字形・画数・意味

【玄玄】げんげん

深遠なさま。漢・先生碑〕玄玄焉として之れを測るも則ち源無く、汪汪焉(わうわうえん)として之れにむも則ち竭(つ)きず。生民のなると謂ふべきのみ。國は元傅を失ひ、學は表式を失ふ。

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