玄風(読み)げんぷう

精選版 日本国語大辞典 「玄風」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぷう【玄風】

  1. 〘 名詞 〙 深遠な道。幽玄な教えの趣旨
    1. [初出の実例]「扇玄風於四方」(出典:続日本紀‐神亀四年(727)一二月丁丑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玄風」の読み・字形・画数・意味

【玄風】げんぷう

玄談の風。〔世説新語文学〕初め子をする數十家、能く其の旨を極むる(な)し。向秀の外に於て解義を爲し、奇致を妙析し、大いに玄風を暢(の)ぶ。

字通「玄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android