精選版 日本国語大辞典 「玉の冠」の意味・読み・例文・類語 たま【玉】 の 冠(こうぶり) 即位の大儀など、礼服を着用した時に用いる冠。漆地に金銀・珠玉をもって飾る。ぎょっかん。玉のかぶり。〔二十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「たまのかうぶりしてあぐらどもの上に居並みたる」(出典:栄花物語(1028‐92頃)根合) たま【玉】 の 冠(かぶり・かむり・かんむり) =たま(玉)の冠(こうぶり)[初出の実例]「ゑんま大王、玉のかぶりをかたむけて、おがみたまえり」(出典:九冊本宝物集(1179頃)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例