玉案(読み)ギョクアン

デジタル大辞泉 「玉案」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐あん【玉案】

玉で飾った美しい机。転じて、机の美称
他人を敬って、その机をいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「玉案」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐あん【玉案】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 珠玉で飾った机、または台。転じて机の美称。玉のように美しい机。
    1. [初出の実例]「石床洞に留りて嵐空しく払ふ、玉案林に抛ちて鳥独り啼く〈菅原文時〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔劉長卿‐尋洪尊師不遇詩〕
  3. ( 「玉」は美称 ) 他人を敬って、その机をいう語。

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普及版 字通 「玉案」の読み・字形・画数・意味

【玉案】ぎよくあん

玉製の食盤。また、玉を飾った机。漢・張衡〔四愁詩、四首、四〕美人、我にる、錦段 何を以てか之れに報いん、玉案 路くして致す(な)し、倚(よ)りてきを

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