玉歯(読み)ぎょくし

精選版 日本国語大辞典 「玉歯」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐し【玉歯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「玉」は美称 )
  2. 天子の歯。〔落葉集(1598)〕
  3. 美しい歯。
    1. [初出の実例]「娥眉未だ剃らず、玉歯未だ涅めず」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
    2. [その他の文献]〔郭璞‐遊仙詩其二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉歯」の読み・字形・画数・意味

【玉歯】ぎよくし

白く美しい歯。

字通「玉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android