玉潤(読み)ぎょくじゅん

精選版 日本国語大辞典 「玉潤」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐じゅん【玉潤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うるおいがあって美しいこと。〔班固‐東都賦〕
  3. ( 晉の衛玠が風姿にすぐれ、楽広の婿となった時、人々が「婦公冰清、女婿玉潤」といったという「晉書‐衛玠伝」の故事から ) 娘の夫をほめることばから、転じてその美称。女婿(じょせい)。むこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「玉潤」の読み・字形・画数・意味

【玉潤】ぎよくじゆん

玉光。人の美質にたとえる。〔晋書、衛伝〕の妻の樂廣、に重名り。議以爲(おも)へらく、は冰、女婿は玉潤なりと。

字通「玉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む