玉縄(読み)たまなわ

世界大百科事典 第2版の解説

たまなわ【玉縄】

神奈川県鎌倉市の地名。1512年(永正9)北条早雲が城を築き,戦国時代後北条氏が本拠地小田原と並んで要地とした地で,後北条氏の関東制覇の拠点となった。34年(天文3)鶴岡上宮回廊修造のとき,鎌倉・奈良・伊豆番匠とならんで玉縄番匠も作事を担当した(《快元僧都記》)。玉縄の地には北条氏に掌握された番匠集団がいたとみられる。後年番匠五郎三郎は鎌倉の地に給田を与えられている(《小田原衆所領役帳》)。玉縄城主は,氏時(氏綱弟)―為(氏綱子)―綱成(福島正成の子,氏綱の女婿)―氏繁(初名康成,綱成子)―氏舜(氏繁子)―氏勝(氏舜弟)である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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