玉藻の前(読み)タマモノマエ

デジタル大辞泉 「玉藻の前」の意味・読み・例文・類語

たまも‐の‐まえ〔‐まへ〕【玉藻の前】

鳥羽上皇ちょうを得たという伝説上の美女異国から来た金毛九尾の狐で、陰陽師おんようじに見破られて那須殺生石せっしょうせきになったという。謡曲殺生石」や浄瑠璃歌舞伎に脚色された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「玉藻の前」の解説

玉藻の前
(通称)
たまものまえ

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
三国妖狐伝
初演
文化4.6(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android