玉陰(読み)たまかげ

精選版 日本国語大辞典 「玉陰」の意味・読み・例文・類語

たま‐かげ【玉陰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「たま」は美称 ) ひかげのかずら。
    1. [初出の実例]「斎串(いぐし)立て神酒(みわ)(す)ゑ奉る神主部(はふりへ)髻華(うづ)の玉蔭(たまかげ)見れば羨(とも)しも」(出典万葉集(8C後)一三・三二二九)

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