斎串(読み)イグシ

デジタル大辞泉 「斎串」の意味・読み・例文・類語

い‐ぐし【斎串】

み清められた串の意》
さかきや笹などの小枝ぬさをかけて神に供えるもの。玉串。いみぐし。
物を刺す木や竹の串の総称

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精選版 日本国語大辞典 「斎串」の意味・読み・例文・類語

い‐ぐし【斎串・五十串】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (さかき)小竹に麻や木綿をかけて神に供えるもの。玉串。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「五十串(いぐし)立て神酒(みわ)すゑまつる神主部(はふりへ)髻華(うず)の玉かげ見ればともしも」(出典万葉集(8C後)一三・三二二九)
  3. 転じて、物を刺す木や竹の串の総称。
    1. [初出の実例]「串 イクシ 炙具也」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

いみ‐ぐし【斎串】

  1. 〘 名詞 〙いぐし(斎串)

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防府市歴史用語集 「斎串」の解説

斎串

 神にささげるために麻や木綿などをかけた榊[さかき]や竹などの木製品です。玉串[たまぐし]とも言います。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

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