王かい運(読み)おうかいうん(その他表記)Wang Kai-yun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「王かい運」の意味・わかりやすい解説

王かい運
おうかいうん
Wang Kai-yun

[生]道光12(1832)
[没]1916
中国,清末の学者,文学者。湖南省湘潭の人。字,壬秋 (じんしゅう) 。号,湘綺 (しょうき) 。咸豊3 (1853) 年挙人に合格。官職にはつかず,太平天国が興ると曾国藩の幕客となった。やがて政界を退いて学問の世界に入り,成都の尊経書院そのほかで学を講じ,また院長をつとめた。江西高等学堂の総教習となり,光緒 34 (1908) 年翰林院侍読に加えられ,民国になって袁世凱から国史館館長に任じられた (14) が,その年に辞職郷里に帰って世を終えた。幼少から学問に励み,特に公羊 (くよう) 学を修め,『春秋公羊伝箋』 11巻を著わしたほか,学問の著述は多い。文学者としても,清末の第一人者といわれ,特に駢体 (べんたい) 文にすぐれ,詩でも六朝詩にならった艶麗な作品が多い。またその編集した『八代詩選』は詩作の入門参考書として広く読まれた。『湘綺楼文集』8巻,『湘軍志』 16巻などの著作はすべて生前に刊行された『湘綺楼全書』に収められ,またその 50年間にわたる日記『湘綺楼日記』も出版されている。

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