王子神(読み)おうじがみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「王子神」の意味・わかりやすい解説

王子神
おうじがみ

尊い子供の姿で現れる神。神は小童の形で顕現するとの王子信仰に基づく。しかし、神に仕える巫女(ふじょ)が神聖視されて神の妻と崇(あが)められるようになると、これを母とする御子神(みこがみ)、つまり母子神信仰へと発展した。王子神の例では熊野の若一(にゃくいち)王子権現(ごんげん)、日吉(ひえ)や祇園(ぎおん)の八王子権現などが知られ、熊野、日吉、祇園信仰の広まりとともに全国的に分布するに至り、また王子、八王子地名各地にとどめることになった。

竹田 旦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む