精選版 日本国語大辞典 「珪質」の意味・読み・例文・類語 けい‐しつ【珪質】 〘 名詞 〙 地質学で、岩石、鉱物などが、珪酸分を多く含有する性質。[初出の実例]「黄金は地底の花剛(みかげ)石層に含むものなり。〈略〉其質中に銀銅或は硫化鉄などを混和し、硅質の石に抱合す」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
岩石学辞典 「珪質」の解説 珪質 シリカ(SiO2)に富むことをいう語.特に珪酸塩鉱物よりも遊離珪酸(free silica)が多い場合に用いる.珪長質あるいは酸性という語も同様の意味で用いられることが多い. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報