コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

理財商品 リザイショウヒン

2件 の用語解説(理財商品の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

りざい‐しょうひん〔‐シヤウヒン〕【理財商品】

中国の金融機関が国内で販売する高利回り資産運用商品。債券や貸し出債権を小口化したもので、銀行や投資会社が組成し、主に個人投資家向けに販売している。シャドーバンキングの一つ。WMP(wealth management products)。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

理財商品
りざいしょうひん

中国で取引されている高利回りの資産運用商品。債権型、信託型のほか、海外に投資する適格国内機関投資家型(QDII:Qualified Domestic Institutional Investor)などがある。債券や貸出債権を小口化し、銀行や証券会社保険会社などの金融機関と投資会社が、おもに個人投資家向けに販売する。預金より高い利回りをアピールして顧客を集めており、主婦などの間で人気を博している。理論上元本割れの可能性もあるハイリスク・ハイリターン商品であるにもかかわらず、経営不振企業や不採算プロジェクトの元本を地方政府信託会社が負担する「損失補填(ほてん)」が裏で行われ、モラル・ハザードが発生しているものの、これまで破綻(はたん)したケースは少ない。近年、理財商品の残高が急増し、2014年末には15兆元(272兆円)となり、同年初と比べて約47%増加した(中国銀行協会発表)。中国政府は将来デフォルトするリスクを抑えるため、取引規制の強化などに乗り出している。[矢板明夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

理財商品の関連キーワードオフショア市場政府金融機関イールド代理交換金融保護主義システミック・リスク(Systemic risk)日銀当座預金残高協調融資(シンジケートローン)国際銀行間通信協会(SWIFT)コミットメントライン Commitment Line

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

理財商品の関連情報