琴通舎英賀(読み)きんつうしゃ えいが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「琴通舎英賀」の解説

琴通舎英賀 きんつうしゃ-えいが

1770-1844 江戸時代後期の狂歌師
明和7年生まれ。江戸神田豊島町の古着商。茶番師として活躍する。庭訓舎綾人(ていきんしゃ-あやんど)に狂歌をまなび,初代琴通舎を名のり,文化-文政のころ松寿連をひきいた。作品は「狂歌棟上(むねあげ)集」にみえる。天保(てんぽう)15年7月14日死去。75歳。姓は森。通称は丸屋庄蔵。編著に「瀬川ぼうし」「茶番の正本」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android