琴鳥(読み)コトドリ

デジタル大辞泉 「琴鳥」の意味・読み・例文・類語

こと‐どり【琴鳥】

スズメ目コトドリ科の鳥。全体灰褐色全長は雄が約90センチ、雌が約50センチで、雄の尾羽は長く、内側の14枚はレース状、外側の2枚はS字状で竪琴に似る。近縁種に、尾がこれよりやや短いアルバートコトドリがあり、ともにオーストラリア分布

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精選版 日本国語大辞典 「琴鳥」の意味・読み・例文・類語

こと‐どり【琴鳥】

  1. 〘 名詞 〙 コトドリ科の鳥。雄は約六〇センチメートルもある特殊な尾を含めて全長約一メートル。全身褐色で、尾は帯状で竪琴(たてごと)形をしたS字状の外側の一対と、羊歯(しだ)に似た六対の房状羽と細長い内側の一対からなる。雌の尾も長いが特殊化していない。足が大きく爪が発達している。また、雄は人語のまねの上手な鳥として知られる。主に地上で生活し、昆虫などを食べ、夜間は高い樹上で眠る。オーストラリア東部の林にすむ。〔生物学語彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「琴鳥」の解説

琴鳥 (コトドリ)

学名Menura novaehollandiae
動物。コトドリ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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