瑞籬(読み)ずいり

精選版 日本国語大辞典 「瑞籬」の意味・読み・例文・類語

ずい‐り【瑞籬】

  1. 〘 名詞 〙 神社皇居など、神聖な場所周囲にめぐらした垣。玉垣斎垣(いがき)神垣みずがき。
    1. [初出の実例]「瑞籬嵐底祈神去、旧土花前与雁帰」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・初出西府宿香椎宮之浜殿〈藤原周光〉)
    2. 「孤嶋の幽祠に詣で、瑞籬(ズイリ)の下に明恩を仰ぎ」(出典:高野本平家(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む