瓊樹(読み)けいじゅ

精選版 日本国語大辞典 「瓊樹」の意味・読み・例文・類語

けい‐じゅ【瓊樹・樹】

  1. 〘 名詞 〙 玉のように美しい樹。玉樹
    1. [初出の実例]「この花はこれ人間の種にあらず 瓊樹の枝の頭の第二の花なり〈菅原雅規〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔謝恵連‐雪賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瓊樹」の読み・字形・画数・意味

【瓊樹】けいじゆ

玉のなる樹。〔漢書、司馬相如伝下、大人の賦、瓊華、注〕瓊樹は崑崙(こんろん)の西、沙の濱(ほとり)に生ず。大いさ三百圍、高さ仭。(ずい)なり。之れをらへば長生す。

字通「瓊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android