瓢簞石(読み)ひょうたんいし

改訂新版 世界大百科事典 「瓢簞石」の意味・わかりやすい解説

瓢簞石 (ひょうたんいし)

珍石の一種。球形,楕円形,紡錘形をした岩塊が集まったもので,とくに球体や楕円体のものが二つくっつくとヒョウタンのような形になる。富山県氷見市飯久保の個人宅の庭先から産出したものはみごとで,天然記念物に指定されている。これは鮮新世の地層から産出する結石の一種で,石英や長石などの細かい砂粒が炭酸カルシウムによって,球や楕円体にかためられたものといわれる。
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最新 地学事典 「瓢簞石」の解説

ひょうたんいし
瓢簞石

珍石の類。富山県氷見市布勢飯久保の丘陵から産出。新第三系上部鮮新統の地層から産するコンクリーションの一種。石英・長石・雲母の砂が炭酸カルシウムで球や楕円体,ときにひょうたん形に膠(こう)結された石。1941年1月天然記念物に指定。参考文献:市川渡(1938) 岩鉱,20巻

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