…醸造は祝組(ほうりぐみ)・神元(じんがん)・杜氏(とうじ)の3者がいっしょに,境内の醸造庫でつくり,神前に供えたのち神輿(みこし)の渡御に加わり,渡御が終わったのちに一般参加者へふるまいが行われる。このように特定の日に飲むのが甘酒であったが,近世以降は都市を中心とした大きな神社や寺院の境内,門前などで甘酒を売る店ができたり,甘酒売が町を流して歩くようになり,ふだんでも飲むようになった。【坪井 洋文】
[甘酒売]
〈甘い,甘い〉と呼売して歩いた甘酒売は,昭和初年ころまで東京の下町では冬の夜のかかせぬ景物であった。…
※「甘酒売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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