甚目寺町(読み)じもくじちよう

日本歴史地名大系 「甚目寺町」の解説

甚目寺町
じもくじちよう

面積:九・一九平方キロ

海部郡の北東に位置し、しん川を挟んで名古屋市中村区に接する。古来から蔬菜類の栽培地であったが、近年、工業地域化しベッドタウン化も進んでいる。尾張四観音の一つ甚目寺観音があり、付近一帯は門前町面影を残す。

明治二二年(一八八九)甚目寺村阪牧さかまき村・本郷ほんごう村が合併して甚目寺村に、上萱津かみかやづ村・中萱津村・下萱津村が合併して萱津村に、方領ほうりよう村・石作いしつくり村・小路しようじ村が合併して春富はるとみ村に、西今宿にしいまじゆく村・土田つちだ村・上条じようじよう村・廻間はざま村が合併して白鷹はくたか村にそれぞれなった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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