生り木責め(読み)ナリキゼメ

デジタル大辞泉 「生り木責め」の意味・読み・例文・類語

なりき‐ぜめ【生り木責め/成り木責め】

小正月行事一人果樹祝い棒でたたいたりして「なるかならぬか、ならねば切り倒す」とおどすと、もう一人が木に代わって「なります、なります」と言い、果実がよくなることを約束させるまじない。木まじない。 新年

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精選版 日本国語大辞典 「生り木責め」の意味・読み・例文・類語

なりき‐ぜめ【生木責・成木責】

  1. 〘 名詞 〙 小正月の予祝行事一つで、柿など実のなる木を鉈(なた)祝棒のたぐいで打ち、秋の豊作を約束させる呪的行事。なるかならぬか。木まじない。《 季語・新年 》

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