生変(読み)うまれかわり

精選版 日本国語大辞典 「生変」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐かわり‥かはり【生変】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うまれがわり」とも )
  2. 別の姿やものになって、再びこの世に生まれること。また、そのもの。生まれ返り。転生。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「菊の井のお力とても悪魔の生(ウマ)れ替(ガハ)りにはあるまじ」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉五)
  3. 世代が変わること。また、次の世代の者。
    1. [初出の実例]「つくしに大伴殿、関東に上杉殿とありつれ共、はや、生替(ウマレカハリ)にて前代ほどなき故か」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四〇下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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