生夷神社(読み)いくいじんじや

日本歴史地名大系 「生夷神社」の解説

生夷神社
いくいじんじや

[現在地名]勝浦町沼江

田中たなか鎮座。旧村社。主祭神は事代主命。「延喜式」神名帳に記す勝浦郡八座の一つ「事代主コトシロヌシノ神社」に比定する説がある。平安期に成立した生夷いくいな庄に由来する社号であり、おそらく同庄の鎮守であったろう。「阿波志」も延喜式内社とし、祭主を長公とするが、また摂津国長田ながた(現兵庫県神戸市長田区)から事代主神を祖神とする長氏一族が阿波国に入り、勝浦川をさかのぼって当地の開拓にあたったという所伝がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む