日本歴史地名大系 「勝浦川」の解説
勝浦川
かつうらがわ
- 徳島県:総論
- 勝浦川
勝浦郡
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
勝浦郡
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
徳島県中央を北東流し,徳島市南東部で紀伊水道に注ぐ川。雨乞い山で知られる雲早(くもそう)山(1496m),高丸山(1439m)を水源とし,全長49km,流域面積224km2。上中流域は中生界の地層からなる山地で,複雑な地質をもち化石が多い。また勝浦町の横瀬までは穿入(せんにゆう)曲流して峡谷をつくる。1977年上流の上勝(かみかつ)町に多目的の正木ダムが完成し,中流に勝浦発電所も立地する。中流域では谷底平野や河岸段丘が発達し,低位面が水田となる。集落は山地斜面に立地し,林業への依存度が強い。中流域の勝浦町坂本は県内のミカン栽培の発祥地で,横瀬にかけての斜面はウンシュウミカンの代表的産地となっている。横瀬から下流の段丘上ではミカンのほか,ハウスイチゴ,洋ラン,シイタケが栽培され,鶏舎への転用も多い。勝浦川は正木ダムにより洪水から免れたが,名物のアユ,アマゴ釣りは消えようとしている。
執筆者:高木 秀樹
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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