デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「生野臨犀」の解説 生野臨犀 いくの-りんさい 1808/11-1895 江戸後期-明治時代の漢学者。文化5/8年生まれ。江戸の昌平黌(しょうへいこう)で安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなぶ。幕府に海防策を提出するが,うけいれられず信濃(しなの)(長野県)に帰郷。明治の初め加賀金沢藩にまねかれ,能登(のと)(石川県)に櫛比黌(くしひこう)を開設した。明治28年2月9日死去。85/88歳。名は克長。号は痴雲,自得堂。著作に「自得堂文鈔(しょう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例