生養(読み)セイヨウ

デジタル大辞泉 「生養」の意味・読み・例文・類語

せい‐よう〔‐ヤウ〕【生養】

[名](スル)
育て養うこと。
「かくの如く福祥想念を―し」〈中村訳・西国立志編
生活すること。生きること。
「今日天下億兆の相―する上に於て」〈加藤弘之真政大意

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生養」の意味・読み・例文・類語

せい‐よう‥ヤウ【生養】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 養い育てること。転じて、教育すること。
    1. [初出の実例]「空気は物を生養す。然して火は滅尽するに至る」(出典:管蠡秘言(1777))
    2. [その他の文献]〔管子‐形勢〕
  3. 生活すること。生きること。
    1. [初出の実例]「聖人出て食物をくうて生養することを教ぞ」(出典:古文真宝桂林抄(1485頃)坤)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「生養」の読み・字形・画数・意味

【生養】せいよう

養う。

字通「生」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android