想念(読み)ソウネン

精選版 日本国語大辞典 「想念」の意味・読み・例文・類語

そう‐ねんサウ‥【想念】

  1. 〘 名詞 〙 心に考え思うこと。心に浮かぶ思い。考え。思想。
    1. [初出の実例]「本心をあらはす想念の所作は、皆無義也」(出典:貞享版沙石集(1283)三)
    2. 「偈やなんども、口で誦するよりは、想念するが殊勝なぞ。〈略〉想念するは、ちっとも余念がありてはせられぬほどにぞ」(出典:百丈清規抄(1462)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「想念」の読み・字形・画数・意味

【想念】そうねん

考え。

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