用田遺跡(読み)ようだいせき

日本歴史地名大系 「用田遺跡」の解説

用田遺跡
ようだいせき

[現在地名]周東町大字用田

玖珂盆地の西南、用田の小扇状地の標高五五メートル、比高一〇メートルばかりの山麓からその北側の畑地水田に、広範囲に土師器須恵器が散布し、水田の下にはこれらの遺物包含層があり、水田中には、横穴式石室の小円墳一基が残る。この地は古墳時代の集落跡と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android