田上菜の花漬(読み)たなかみなのはなづけ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「田上菜の花漬」の解説

田上菜の花漬[加工食品]
たなかみなのはなづけ

近畿地方滋賀県地域ブランド
主に大津市田上地区で生産されている。この地域では、古くから菜種油を取るための菜の花栽培が盛ん。栽培時に間引いた花を塩漬けにしたのが始まりとされる。地元では黄金漬と呼ばれる古漬け中心で、塩漬けのみで約5ヶ月以上かけてつくられる。現在は、花だけを取る目的で菜種用の品種水田裏作として栽培。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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