田中忠政(読み)たなか ただまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中忠政」の解説

田中忠政 たなか-ただまさ

1585-1620 江戸時代前期の大名
天正(てんしょう)13年生まれ。田中吉政の4男。妻は徳川家康養女(姪(めい))。将軍徳川秀忠につかえ,父の跡をつぎ,慶長14年筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩主田中家2代となる。禁教令下にキリシタンを保護し,信者を迫害した家老を処刑したといわれる。元和(げんな)6年8月7日死去。36歳。世継ぎがなく除封近江(おうみ)(滋賀県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android