田中法麻呂(読み)たなかの のりまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中法麻呂」の解説

田中法麻呂 たなかの-のりまろ

?-? 飛鳥(あすか)時代官吏
持統天皇元年(687)遣新羅(しらぎ)使として天武天皇の喪をつげようとしたが,応接した新羅官吏の位階前例よりひくいのでつげずに3年帰国する。伊予(いよ)総領,伊予国司を歴任し,鉱産物などを朝廷献上。文武天皇3年越智山陵営造使となる。直大肆(じきだいし)。名は法摩呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android