田力(読み)タチカラ

精選版 日本国語大辞典 「田力」の意味・読み・例文・類語

た‐ちから【田力・租】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「たぢから」とも ) 令制の税の一つ公民に班給された口分田に対して課税されるもの。田租(でんそ)。→租(そ)
    1. [初出の実例]「兼ねて国の法に違ひて租(田力(タチカラ))賦(みつき)を輸(たてまつ)らず」(出典日本書紀(720)雄略一三年八月(前田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む