田力(読み)タチカラ

デジタル大辞泉 「田力」の意味・読み・例文・類語

た‐ちから【田力/租】

《「たぢから」とも》律令制で、田に課された租税田租でんそ。→

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「田力」の意味・読み・例文・類語

た‐ちから【田力・租】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「たぢから」とも ) 令制の税の一つ公民に班給された口分田に対して課税されるもの。田租(でんそ)。→租(そ)
    1. [初出の実例]「兼ねて国の法に違ひて租(田力(タチカラ))賦(みつき)を輸(たてまつ)らず」(出典日本書紀(720)雄略一三年八月(前田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android