田力(読み)タチカラ

デジタル大辞泉 「田力」の意味・読み・例文・類語

た‐ちから【田力/租】

《「たぢから」とも》律令制で、田に課された租税田租でんそ。→

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「田力」の意味・読み・例文・類語

た‐ちから【田力・租】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「たぢから」とも ) 令制の税の一つ公民に班給された口分田に対して課税されるもの。田租(でんそ)。→租(そ)
    1. [初出の実例]「兼ねて国の法に違ひて租(田力(タチカラ))賦(みつき)を輸(たてまつ)らず」(出典日本書紀(720)雄略一三年八月(前田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android