デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田口大戸」の解説 田口大戸 たぐちの-おおと ?-? 奈良時代の官吏。天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年(755)部領使(ことりづかい)として下野(しもつけ)から筑紫へつかわされた防人(さきもり)をひきいたおり,兵部少輔大伴家持(おおともの-やかもち)に防人たちの歌18首を進上。そのうちの11首が「万葉集」巻20におさめられている。天平宝字8年上野守(こうずけのかみ)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例