田村草(読み)タムラソウ

デジタル大辞泉 「田村草」の意味・読み・例文・類語

たむら‐そう〔‐サウ〕【田村草】

キク科多年草山地草原に生え、高さ1~1.5メートル。夏から秋、アザミに似た紅紫色の花をつける。葉は羽状に深く裂け、とげはない。たまぼうき 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「田村草」の意味・読み・例文・類語

たむら‐そう‥サウ【田村草】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。本州四国、九州の山地の草原などに生える。高さ一~二メートル。下部葉は長柄をもち羽状に深く裂け、五~一五個の裂片からなる。各裂片は長楕円形で、縁に粗い鋸歯(きょし)があり、両面に白い細毛を生じる。夏から秋にかけ、枝頂にアザミに似た淡紅紫色の頭花をつける。たまぼうき。《 季語・秋 》 〔俳諧・清鉋(1745頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「田村草」の解説

田村草 (タムラソウ)

学名Serratula coronata subsp.insularis
植物。キク科の多年草

田村草 (タムラソウ)

植物。秋田村草別称

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