デジタル大辞泉
「薊」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
あざみ【薊】
- 〘 名詞 〙 キク科のアザミ属の多年草の総称。高さ〇・六~二メートル。葉は概して大形で羽状に裂け、縁に切れ込みがあり刺(とげ)が多い。花は通常紅紫色で、小さな管状花が集まった半球形の頭状花。北半球に約二百種。日本には約六十種ある。最もふつうに見られるのはノアザミで、フジアザミ、ドイツアザミなど。スコットランドの国花。《 季語・春 》
- [初出の実例]「
阿佐美」(出典:新撰字鏡(898‐901頃)) - 「行(ゆく)蝶のとまり残さぬあざみ哉〈燭遊〉」(出典:俳諧・曠野(1689)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の薊の言及
【北京】より
…中国全体の首都となると,物資を充実するために大運河はいよいよ整備され,国都防衛の必要から長城はますます堅固に築かれたのである。
【歴史的変遷】
[燕の上都]
北京は周代の初め,前12世紀から燕(えん)の都として薊(けい)の名で史上にあらわれる。戦国時代には燕の上都(下都は易(えき)県にあった)となり,華北地区の代表的都市であった。…
※「薊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 